スナックとかどうしたらいいの

今日ね、スナック行ったんですよ、スナック。
分かってると思うけどお酒飲む方のスナックな。
ま、当然そんなとこ初めてなわけ。
でさ、カラオケで「若い人も何かゲンキな歌を」とか言われるんだけどもよ、リアル大困惑なわけ。
だってキミ歌えるか、クライアントの50代と60代の前でマリスミゼルを?
お客さんのおじさんが吉田拓郎歌ってる前で歌えるかい、大槻ケンヂを?
嬉々として演歌を選ぶおじさんの前でマキシマムザホルモンを?


うたえないよねー。サラリーマンは保身大事だよねー。愛想笑い大事だよねー。
そしたら、もう頭の中で大検索大会なわけですわ。「おじさんでも知ってる曲…」「ああ、ママさんが手拍子とか入れてくれるのかよ、そういうのいらないよ」「それなりに若さをアピール、元気なの…」「歌詞が暗くないやつで…」「でも自分が歌える(これが一番きつい)」


ほんときっつい。知ってる曲で古い歌謡曲なんて、Wのファーストアルバムにあるアイドルソングくらいだし、愛想笑い(と、エア小室哲哉)だけで自分の順番パス出来るほどにはスナックのカラオケは甘くないのである。


…んで結局のところは、つんく♂氏のシングルベッドが空気を壊せずその場を乗り切る最良のカードとして切られたのでした。(ついでに手持ち無沙汰時のサービスでギターソロのエアはたけが出ましたが、これは大いに反省すべき点でした……。)


なるほど、こういう時に紅白で歌われてる曲とか歌えばいいのね。
とりあえず五輪真弓の「恋人よ」あたりから覚えるわ、俺。